RID2620 Rotary Family

日本とベトナムをつなぐ、心の架け橋

日本とベトナムをつなぐ、心の架け橋

投稿日: 2025-05-25学友インタビュー(米山学友会)

レー・チュオン・ロク(2020-22年 米山記念奨学生)

1 自己紹介をお願いします

私はレー・チュオン・ロクと申します。ベトナム出身で、神奈川県の企業で努めております。18歳で来日し、最初の2年間は新聞配達をしながら日本語を学び、その後、国立大学山梨大学に進学し、大学院まで終了いたしました。現在は社会人として日々働く傍ら、ロータリーとのご縁を大切にしながら、社会貢献活動にも積極的に取り組んでおります。

2 現在の仕事や取り込んでいる事柄は?

現在は電子機器の製造会社にてエンジニアとして勤務しております。主に製品技術業務を担当しており、お客様や社内の関連部署と連携しながら製品仕様の検討・決定を行い、量産立ち上げまで一貫して携わっております。海外のお客様とのやり取りも多く、異文化理解やグローバルな視点も求められる中、日々新たな学びと挑戦の連続です。

3 ロータリーファミリーに参加したきっかけは?

大学在学中に、恩師からロータリー奨学金について紹介され、自分の将来と社会貢献の可能性を広げるきっかけになればと思い応募いたしました。面接や書類準備を通じて、自分を見つめ直す機会となり、採用されたときは本当に光栄でした。

4 ロータリーに関わったことで現在どのように思っているか?

ロータリーに関わったことで、「与えられる側」から「与える側」へと意識が変わりました。奨学金をいただいたことだけでなく、ロータリアンの皆様の温かいサポートに触れたことで、自分も誰かのために行動したいという気持ちが強くなりました。今では仲間と一緒にベトナムなど各国の子供たちへの支援活動を行うようになりました。

5 これからの夢や目標は?

将来的には、ベトナムと日本を繋ぐ技術・人材の架け橋になるような存在になりたいです。また、微力ではありますが、教育や地域貢献活動を通して、学ぶことの楽しさや大切さを子供たちに伝えていければと考えております。
 

6 その他・伝えたいことなど

最後に、ロータリーの皆様に心から感謝申し上げます。いただいたご支援と経験は、私の人生を大きく変えてくれました。これからもロータリーの理念を胸に、社会に貢献できる人間でありたいと思っております。