青少年交換学友会(ROTEX・ローテックス)とは、国際ロータリー青少年交換プログラムの参加経験を持つ人々が、ロータリーへの貢献や国際交流を続けるために組織されるグループです。
ROTEXは、国際的な留学経験を活かして、現役の交換学生をサポートし、ロータリーと共に活動することで交流を深めながら貢献していきます。
青少年交換学友会とは
青少年交換学友会の歴史
青少年交換プログラムは、1929年フランスのニースロータリークラブが最初の交換留学を行い、その後1939年にはアメリカ合衆国・南米間で開始されました。ロータリアンの子供同士を交換し、互いにホームステイをさせあい、我が子のように育ててみようという試みに端を発しています。
子供たちは異国という環境の中、好意に溢れたロータリアンの庇護のもとで、異文化にふれあい、生活することで互いの立場や違いを認め、尊重する真の国際人として成長していきます。 そしてこのプログラムは、次世代の青少年の育成という有意義な奉仕活動として認められ、1972年に国際ロータリー理事会において世界的な平和と理解を推進する価値ある国際的活動として正式に推奨されました。
近年、世界中で年間8000人の15歳から18歳の高校生が参加しています。
基本理念
青少年交換学友会(ROTEX)は、国際ロータリーの青少年交換プログラムの経験者によって構成され、その経験を基盤に、次世代の交換学生の支援および地域社会・国際社会への貢献を目的とする団体です。
本会は、ロータリーの「超我の奉仕(Service Above Self)」の考えや「四つのテスト」に基づいた倫理観を指針としながら、奉仕・親睦・多様性・リーダーシップ・継続性という価値観を継承・体現いたします。
国際理解と友好の精神をもって、世界平和と相互理解の促進に寄与してまいります。
活動目標
・国際ロータリー青少年交換プログラム参加者としての経験を活かし、現役交換学生のサポートを行う
・異文化理解と国際交流の機会を提供し、グローバルな視野を持つ若者の育成に貢献する
・地域社会とのつながりを深め、奉仕活動を通じた地域貢献を推進する
・ROTEX会員同士の親睦とネットワークを強化し、持続的な活動基盤を築く
・国内外のROTEX組織やロータリークラブとの連携を深め、協働による活動の幅を広げる
・平和と相互理解の促進を目的とした国際的なイベントやプロジェクトへの参加・企画を行う
・ロータリーの理念「超我の奉仕」および「四つのテスト」を実践し、倫理的なリーダーシップを育成する
・若年層へのロータリー活動の理解促進と、将来のロータリアン候補としての意識を育てる
役員紹介
会長:高村隆義(派遣年度:1991-92、スポンサークラブ:甲府RC、派遣先国:オーストラリア)
副会長:土橋一友(派遣年度:2008-09、スポンサークラブ:甲府北RC、派遣先国:ドイツ)
千野隼希(派遣年度:2019-20、スポンサークラブ:山梨RC、派遣先国:フランス)
幹事:白井真寿美(派遣年度:1993-94、スポンサークラブ:清水西RC、派遣先国:アメリカ)