投稿日: 2025-05-25学友インタビュー(米山学友会)
上野佳子(2000-02年度・米山記念奨学生)
上野佳子(2000-02年度・米山記念奨学生)
中国・瀋陽生まれ、武漢育ち。1990年秋に来日。法政大学の学部・修士課程を経て、東京大学大学院の博士課程に進学。現在は静岡県在住。
趣味は刺繍(クロスステッチ)、旅行、クラシック音楽鑑賞、ゴルフと野球観戦など。「今日できることを明日に延ばすな」を座右の銘にしています。
米山学友として、ロータリアンとして、ロータリーのことを勉強したり、ロータリーファミリーとの親睦交流、奉仕活動にも精力的に参加しています。
博士課程在学中に米山記念奨学生になり、「東京臨海東ロータリークラブ」で2年間お世話になりました。世話クラブの皆様や島村郁カウンセラー(故人)との交流を通じて、ロータリーの奉仕の理念について学びました。
静岡県に移り住んでから、2004年の浜名湖花博やご近所の総合病院でボランティア活動に積極的参加。病院ではロビーで患者様に案内したり外来診察の医療通訳したりして、コロナ禍による外出自粛が始まるまで15年間余続けました。
2009年当地区の米山学友会が創立されるとき、仲間とともに更なる「奉仕の精神」を実践したいと入会し、ロータリーファミリーの一員となりました。そして2022年4月に東京麹町スター衛星クラブの創立メンバーにもなりました。
ロータリーで受けた恩恵を社会に返し、地域社会のため良いことをしたいと考えるようになりました。
また、米山記念奨学制度や学友会の活動を通じて、視野を拡げ、異なる文化や価値観を尊重し、多様性を受け入れることの大切さを実感できました。
学友会では、様々な国からの米山学友や現役奨学生のため、相手の立場に立って相談に乗ったり、助言をし、幅広い交流に繋がっていることを心から嬉しく思っています。また当学友会の国際奉仕活動でスリランカやモンゴル、ベトナムへ出かけ、現地の子どもたちとふれあい、心も豊かになりました。
健康第一。「継続は力になり」と言いますから、ロータリアンと米山学友の二刀流で奉仕活動を続けていきたいと思います。また2620地区にも学友が中心となるロータリークラブの創立を切に願っています。そして趣味の刺繍作品をもっと増やして、いずれチャリティーセールをしてみたいと考えています。