投稿日: 2025-05-26学友インタビュー(山静学友会)
曽根 眞人(1970-1971・GSE)
曽根 眞人(1970-1971・GSE)
私は神奈川県・山梨県・静岡県が第359地区と呼ばれていた1970年に地区初めてのGSE(研究グループ交換)のプログラムでアメリカ・カナダに跨った国際地区へ派遣され、多くの体験をしてまいりました。
帰国後、学友会の会員として活動を始めました。1974-1975年度に神奈川県が分離され、山梨県と静岡県で一つの地区になって学友会も分離され、新たに『山静学友会』が発足しました。これまでの65年間、我が人生の68%を学友会と共に歩んで参りました。また、1990年にロータリアンになり35年間、地区のロータリー財団委員会を支えてまいりました。
現在は山静学友会の名誉会長という称号をいただき、陰ながら皆様の活動のお手伝いをさせていただいております。
81歳になり、仕事を離れ早16年になった今、悠々自適とまではいかないまでも、老妻と共に山梨県の富士山の麓、標高約1,000mの高地で菜園を耕しながら自然に逆らわず、内猫1匹、外猫3匹と共に、山静学友会会長の岩本弘光さんが設計した山荘で暮らしています。
現在住んでいるところは約1,100区画の別荘地で、造成から約60年経過しています。水道の配管網はしっかり造られていますが、現在は経年劣化で漏水があちこちで発生しています。
私は都市ガス企業に奉職しており、地下埋設管の維持管理は経験がありました。ガス管と水道管の維持管理には多く共通点があります。その経験を生かしてボランティアで水道施設の更新工事、漏水対策を一人で行っています。これまでの水道料金を7分の1まで低減させてことは私の自慢とするところです。
体が動く限り、頑張るつもりです。
当地区の学友会は、ロータリー財団が提唱する海外派遣プロジェクトに参加した時点で自動的に会員になりますので、他の学友の皆様と同じく特にきっかけはありません。
65年前、私が奉職していた当時の会長(当地区のパストガバナー)の推薦でGSEの試験を受けることになりました。なぜ私が推薦されたかは分かりませんが、これが私の人生の大きな分岐点になったことは間違いありません。それがなければ、地方都市ガス会社の一員としてローカルな生活に終わっていたと思います。
地区のロータリー財団委員として多くの途上国での人道支援事業のお手伝いを通してたくさんの人たちと親しくなりました。また、それらの方々と再開するのを楽しみに、年1回世界の各地で開催されるロータリー国際大会に参加するようになりました。仕事をリタイア後コロナ禍の3年を除き、これまで開催された国際大会を連続で13回参加したことは、おそらく当地区の記録だと思っております。
取り敢えずは90歳まで健康で生活できること。
今後もロータリー国際大会に参加し、記録が破られないよう更新すること。