投稿日: 2025-04-27学友インタビュー(米山学友会)
清水重楼 (2021-22年・ 米山記念奨学生)
清水重楼 (2021-22年・ 米山記念奨学生)
中国・河南省出身。2016年に来日し、2018年から2022年まで静岡県立大学国際関係学部に在籍。
2021-22年に米山記念奨学金を受給。趣味は旅・写真・アウトドア。座右の銘は「世の中に当たり前はない」。
メーカーで営業職に従事しています。国内対応に加え、異文化理解と多言語の強みを活かし、静岡のモノづくりを世界へ届けるために日々挑戦しています。
ロータリーファミリーに参加したきっかけは、大学4年生、就職活動に悩み、人生で最も暗く苦しかった時期に遡ります。
そんな中、米山記念奨学金を受け、1年間さまざまな方から温かい支援と励ましをいただきました。
異国の地で、初めて家族のような愛と善意に包まれた経験は、私にとってかけがえのないものでした。
これは決して当たり前のものではありません。だからこそ、この愛と善意を、今度は私がより多くの留学生に広げていきたいと思い、ロータリーファミリーへの参加を決意しました。
ロータリーに関わったことで、自分一人の力では出会えなかった人々と出会い、世界の広さと温かさを知りました。
特に、米山記念奨学金を通して多くのロータリアンや学友の皆さまから支えと励ましをいただき、「支え合う社会」の素晴らしさを肌で感じました。
ロータリーに出会う前は、自分のことで精一杯でしたが、今では誰かの役に立ちたい、支える側になりたいという想いが強くなり、それが私の生き方や行動に大きな変化をもたらしています。
これからの夢は「世界が災いなく、平穏であること」。そして目標は、より多くの人にとって頼りになる存在になることです。