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ロータリーとの出会い~情けは人の為ならず~

ロータリーとの出会い~情けは人の為ならず~

投稿日: 2025-06-01学友インタビュー(米山学友会)

孫 麗(2012-14年・米山記念奨学生)

1 自己紹介をお願いします

私は中国の吉林省出身で、大阪なにわロータリークラブから2年間支援を受けました。大阪市立大学で修士号を取得し、その後2回の転職を経て、現在は大学の職員として働いています。趣味はキャンプとヨガで、リラックスできる時間を大切にしています。
好きな言葉は「真実は酒にある」。酒の場で本音を気軽に話すことで、人との距離が縮まり、より良い関係を築けると思っています。
 

2 現在の仕事や取り込んでいる事柄は?

現在、大学で職員として留学生支援を担当しています。具体的には、留学生が日本での生活や学業に順応できるよう、さまざまなサポートプログラムを提供しています。ロータリーで培った国際的な視点や、学友会での支援活動の経験が、今の仕事に活かされています。
特に、異なる文化や価値観を尊重し、多様性を受け入れることの大切さを実感しています。このような取り組みを通じて、留学生が安心して学び、成長できる環境作りを目指しています。

3 ロータリーファミリーに参加したきっかけは?

私は米山記念奨学生としてロータリークラブから支援を受け、日本で学びを深めることができました。
学問だけでなく、ロータリークラブの活動にも参加し、そこで行われている社会貢献活動に触れて、とても感動しました。
その温かい支援に感謝し、今度は自分がその支援を次世代に返していきたいと思い、ロータリファミリーに参加しました。
学友会を通じて、さまざまなバックグラウンドを持つ仲間たちと出会い、共に活動することで、視野が広がり、多くを学ぶことができました。
特に、国際的な交流を大切にするロータリーの活動を通じて、自分の成長だけでなく、他者と共に学び、支え合う大切さを実感しました。
このような経験は、今後の自分の人生や社会貢献活動にとってとても価値のあるものだと感じており、ロータリファミリーに参加することが自分にとって大きな一歩だと確信しています。

4 ロータリーに関わったことで現在どのように思っているか?

ロータリーの活動を通じて、私は多くの素晴らしい人々と出会い、異なる文化や価値観を尊重することの大切さを学びました。
特に、地域の清掃活動や募金活動に参加したことで、直接地域社会に貢献する大切さを実感しました。この経験を通じて、自分の時間を使うだけでなく、他者のために尽力することで社会にポジティブな影響を与えられると感じました。
また、ロータリークラブで学んだ「奉仕の精神」は、私の考え方に大きな変化をもたらしました。以前は、仕事や生活での成果や目標を重視していましたが、ロータリーでの活動を通じて、「他者を助けることが自己成長にも繋がる」と実感するようになりました。今では、自分の行動が他の人々や地域社会にどんな影響を与えるかを意識し、日々の生活や仕事でも思いやりや協力を大切にしています。

5 これからの夢や目標は?

米山学友会の活動を中心に、ロータリーでの出会いや学びを活かし、地域社会や国際社会の架け橋となるよう努力していきたいと考えています。
また、米山学友会の一員として、次世代の奨学生への支援活動を企画して、奨学生同士が交流できるネットワーキングイベントを通じて、彼らが成長できる環境を提供していきたいと思っています。
「情けは人の為ならず」という言葉のように、他者への思いやりが最終的には自分自身の成長や社会貢献につながると信じています。この言葉を胸に、これからも学友会の活動を通じて他者と協力しながら、自分自身の成長を目指し、社会に良い影響を与えるために活動を続けていきたいと考えています。